長崎大学大学院教育学研究科(教職大学院)

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令和4年度“教育実践研究フォーラムin長崎大学”開催のご案内

“令和4年度教育実践研究フォーラムin長崎大学”

 

 学校・学級を問い直す-未来をつくる子どもたちのためにー

 

 長崎大学教育学部・教育学研究科では、教育実践研究の推進と教職大学院生の資質向上を趣旨として、「教育実践研究フォーラムin長崎大学 2022」を11月19日(土)に開催します。

 今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、対面(学内関係者)とオンライン(学外の方)によるハイブリッド形式での開催となります。学校現場の先生方はもちろん、大学生・大学院生、本学大学院教育学研究科の受験をお考えの方々の参加も歓迎します。参加費は無料ですので、奮ってご参加ください。皆様のご参加をお待ちしております。

 

○ プログラム

11月19日(土)

9:00~ Zoom接続開始

9:30~9:35 研究科長 藤本 登 挨拶

9:40~10:40 発表1

          (発表24件、8ブース)

10:55~11:55 発表2

          (発表22件、8ブース)

11:55~13:00 昼食・休憩

13:00~16:40 シンポジウム(基調講演・パネルディスカッション)

 

(1) 基調講演:北九州市立大学文学部 教授 楠 凡之 氏

   講演題目: 子どもたちの「発達の危機」と学級・学校づくりの課題

         講演概要:今日の子どもたちの発達の危機は人間的な成長・発達に

         必要な神経生理学的基盤の危機、アタッチメントの危機、

         自己肯定感の危機など、多元的なかたちで生じている。

         講演では、特に次のような視点から考えていく。 

         1.大人が想像しているよりもずっと過酷な養育環境を生きているのではないか? 

         2.子どもの感情コントロールの困難さはどこから来るのか? 

         3.自己肯定感の危機の二重性 

 

(2) パネルディスカッション

   コーディネーター 長崎大学大学院教育学研究科   教授 林田 和喜 氏

      基調講演者 北九州市立大学文学部      教授 楠  凡之 氏

     シンポジスト 長崎県教育庁児童生徒支援課   課長 大川 周一 氏

       〃    長崎市教育研究所        所長 山本 高靖 氏

       〃    長崎大学教育学部附属小学校   教頭 橋田 晶拓 氏

       〃    長崎大学大学院教育学研究科   教授 吉田 ゆり 氏

16:40~16:45 閉会挨拶

 

○ 開催方法  : 対面(学内関係者)とオンライン(学外関係者)によるハイブリッド形式

○ 主    催 : 長崎大学教育学部・長崎大学大学院教育学研究科教職実践専攻

○ 後    援 : 長崎県教育委員会・長崎市教育委員会

○ 参 加  費 : 無料

 

【参加申込】

・申込期間

 10月24日(月)~11月7日(月)

・フォーラム発表プログラム

 発表プログラムより参加希望ブースを選択し、申込み時にご入力ください。

プログラムは10月24日(月)にHPに掲載します。

・申込フォーム

  下のURLまたはQRコードから申込フォームにアクセスできます。

  氏名、参加希望ブース等必要事項を記入の上、送信ボタンをクリックしてください。

  ※セッション1と2について、参加希望ブース(1~8)をご選択ください。

 

 https:///forms.gle/if7W4T28fwKMH7sN6

 

 

 

 

 

 

 

研究発表プログラム

(発表1)9:40~10:40

【ブース1】

・通常学校における特別支援教育の実践

―ポジティブ行動支援(PBS)の手法を参考にした指導と支援について―

  野中 美雪(子ども理解・特別支援教育実践)

・通常学級において配慮が必要な児童の人間関係づくりの指導・支援について

―授業と学級経営の2つの視点から―

  立岡 萌(子ども理解・特別支援教育実践)

・小学校通常学級に在籍するADHD児への休み時間の支援

  赤塚 大虎(子ども理解・特別支援教育実践)

 

【ブース2】

・小学校入学における新環境移行への適応を促す手立て

  脇田 ゆりあ(子ども理解・特別支援教育実践)

・遊び中心の園で育まれた力と小学校入学後の学習態度や学力との関連

~遊び中心の保育に対する保護者の不安をふまえた検討~

  森野 美央(教育学部)

  室野 亜津子、小林 真実、清水 洋子、森 奈津子、森田 遥、濵田 奈々(附属幼稚園)

  古野 祐一、吉田 公悦、石司 絵里、林 龍一郎、中村 慧亮、菅 彩伽(附属小学校)

・外国にルーツのある子どもの発達支援と教育保障

~日本語指導担当教員の役割とニーズを中心に~

  和田 直子(子ども理解・特別支援教育実践)

 

【ブース3】

・高等学校生物における概念構築を図るための授業デザイン

  中尾 祐圭子(教科授業実践)

・高等学校生物における「関係性や傾向を見いだす力」を養う効果的な授業実践

  山本 大我(教科授業実践)

・学び方をカスタマイズし、主体性を高める理科学習の実践

  松本 拓、鈴木 滉大(附属小学校)

 

【ブース4】

・学ぶ楽しさを感じられる小学校外国語科の授業づくり

  百岳 仁美(学級経営・授業実践開発)

・小学校外国語活動における、学級担任の不安を解消するための工夫

  大塚 寛子(教科授業実践)

・英語科における小中高の円滑な接続に効果的な言語活動のあり方に関する実践研究

  池ノ下 祐子(教科授業実践)

 

【ブース5】

・小学校音楽科における「思いや意図」をもった表現活動について

  髙以良 智也(教科授業実践)

・感性の磨き合いを楽しむ子どもの育成

  平田 理奈、菅 彩伽(附属小学校)

・よりよい家庭生活を追い求める子どもの育成

  安永 あゆ香(附属小学校)

 

【ブース6】

・中高生を対象としたキャリア教育のための自己理解に関する手掛かり作り

  川口 真菜(子ども理解・特別支援教育実践)

・中学校家庭科におけるキャリア教育の実践と可能性の検討

  菅 千遥(学級経営・授業実践開発)

・小学生の未来志向的な生きる力のベースとなる非認知能力の育成

  石田 大暉(子ども理解・特別支援教育実践)

 

【ブース7】

・小学校音楽科におけるICTを活用した授業について

  宮永 彩香(教科授業実践)

・ICTを適切に活用した「主体的・対話的で深い学び」の実現に繋げる理科授業の実践

  松村 燎(教科授業実践)

・技術科における1人1台学習者用端末を用いたプログラミング学習の実践

~Pythonによる問題解決学習を例として~

  谷本 優太(附属中学校)

  武藤 浩二(教育学部)

 

【ブース8】

・よりよい教育を行うための学校職場環境の在り方

~職員の心理的安全の構築に向けた管理職の取組~

  吉田 隆志(管理職養成)

・子供も教員も育つ学校づくり

  月川 浩之(管理職養成)

・地域との連携・協働と地域の教育力を生かした持続可能な教育の実践

~「地域に開かれた学校」から「地域とともにある学校」を目指して~

  岸本 博史(管理職養成)

 

(発表2)10:55~11:55

【ブース1】

・インクルーシブ教育の視点に立った児童と教師にとって居心地のよい場づくりのための実践と考察

  横山 優子(子ども理解・特別支援教育実践)

・スマートデバイスを活用した知的障害のある児童生徒の主体的な行動を引き出す指導

  西村 大介(教育学研究科)

  池田 麻希、修行 莉央(附属特別支援学校)

・教職大学院における特別支援教育に関するアセスメントスキル養成に関する研究

  吉田 ゆり、高橋甲介、西村大介(教育学研究科)

  杉田 崇、勘田 陽子、森川 元(附属特別支援学校)

 

【ブース2】

・机間指導場面における学びを促す手立て

  岡田 泰知(学級経営・授業実践開発)

・生きづらさを抱える子どもたちを支えるための学校マネジメントの在り方

~管理職の取組に着目して~

  德永 由美子(管理職養成)

・学校組織のインクルージョン・マネジメントに関する考察

  金子 実千代(管理職養成)

 

【ブース3】

・生徒の思考力、判断力を働かせる中学校社会科授業の実践研究

-事象の意味や意義、特色や相互の関連に着目して-

  戸田 凌太郎(教科授業実践)

・持続可能な社会の在り方を考える子どもの育成

  中島 るる美、田中 成弥(附属小学校)

・子どもの思いや願いを実現する生活科の時間

  吉田 公悦、永田 結子(附属小学校)

 

【ブース4】

・中学校外国語科(英語)における「社会的な話題」に関する英作文指導

―まとまりのある英語のパラグラフを書くための効果的な指導の手だてについて―

  稲富 美和子(教科授業実践)

・中学校美術科における創造性の育成について

~制作活動における発想および思考の過程の言語化~

  山本 美佳(教科授業実践)

・造形的なよさや美しさを探求する子どもの育成

  石司 絵里、林田 亮(附属小学校)

 

【ブース5】

・かかわり合う子どもの育成 ~つくる学習の展開を通して~

  宇野 将武、竹下 伸太郎(附属小学校)

・学習管理システムを活用した学校体育活動の課題

  高橋 浩二、久保田 もか、中村 一也、峰松 和夫(長崎大学人文社会学域教育学系)

  若杉 一秀、岩本 あさみ、溝上 元(附属中学校)

  宇野 将武、竹下 伸太郎、橋田 晶拓(附属小学校)

・多様な価値観に共感する子どもの育成

  野口 拓也、峯 大雅(附属小学校)

 

【ブース6】

・豊かな人生を切り拓き、未来の創り手となる生徒の育成

~メタ認知に働きかける学びの追究~

  入江 康介(附属中学校)

・高等学校生物におけるメタ認知を活性化する授業デザインとその効果

  平石 直樹(教科授業実践)

 

【ブース7】

・かゆい所に手が届く家庭科の映像教材づくり

  及川 大地、駒津 順子、宮津 寿美香(教育学部)

  安永 あゆ香(附属小学校)

  島田 貴恵(附属中学校)

・統合型校務支援システム等を活用した働き方改革の推進に関する実践的研究

  坂本 隆典、山本 圭介、山田 喜彦、溝上 元(附属中学校)

  鈴木 保巳(教育学研究科)

 

【ブース8】

・「よりよい学校教育を通してよりよい社会を創る」ための

地域・学校の協働に関する研究 ~社会の創り手を育成する学校経営~

  吉村 裕雄(管理職養成)

・「活気のある学校」をつくるための学校組織マネジメントに関する研究

  德永 貴憲(管理職養成)

・「地域の若手教員が育つ」附属学校研修計画・広報プロジェクト

  古野 祐一、松永 知大、池田 一幸、橋田 晶拓(附属小学校)

  畑中 大路、野﨑 晃由(教育学研究科)

 

【お問い合わせ】

    長崎大学大学院教育学研究科

             星野由雅 TEL: 095-819-2332  e-mail: hoshino@nagasaki-u.ac.jp

    北地区事務課総務第二係(教育学部担当)

             平山友菜 TEL: 095-819-2263 e-mail: edu_syomu@ml.nagasaki-u.ac.jp

 

 

令和4年度教育実践研究フォーラムチラシ(PDF)

 

令和4年度教育実践研究フォーラム研究発表抄録集(PDF)

 

 

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